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zoom RSS 『ハートロッカー』で一句

<<   作成日時 : 2010/03/27 13:21   >>

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こんなに手のひらに汗をかくなんて初めての体験。『ハートロッカー』です。何度も書いている通り、人一倍ビビりな性分のわたくし、イラクに駐留する爆弾処理兵のお話なんて緊張で心臓止まっちゃうかも、とビクビクしながら劇場に足を運びました。
なぜ、そんなにまでして観に行こうとしたのか?それは本作が今年のアカデミー賞で、監督賞や作品賞を受賞で、しかも監督賞は女性初というオマケ付き!恋愛映画や、華やかな物語ではない点も興味をそそり、なんとしても観たかったのです。
舞台は2004年のイラク。イラクに駐留するブラボー隊に、新たな兵士ジェームズ(ジェレミー・レナー)がやってきます。彼は爆発物処理を専門とする兵士で、今回もブラボー隊の爆弾処理兵が作業に失敗して被弾死したため、再びの現場復帰となったのです。
どこか型破りなジェームズは、相棒のサンボーン軍曹やエルドリッジとのチームワークが今いち。しかし、困難な爆弾を次々に処理してしまうジェームズ。ぎくしゃくしつつも日々、確実に任務をこなす彼ら。彼らの場合、任務に失敗すれば確実に死へつながってしまいます。爆発物処理には特別な訓練を受けた相当優秀な兵士が当たるそうですが、死亡率は他の任務に就いている兵士より圧倒的に高いそう。自爆テロといったニュースが今も少なからず飛び交っていることを思うと、イラクではこんな風に活躍している兵士が、今もいることに胸がふさぎます。
彼らが街頭で不発弾処理などをしていれば、野次馬が集まるのは世界共通。しかし、その野次馬が怖い。誰がアメリカの味方で、過激派が誰で、誰が敵だかわからないからです。
第二次世界大戦が終わった頃の日本にも、たくさんのアメリカ兵が駐留していました。そして、ときにはアメリカ兵が日本女性を暴行したり、あるいは怒りに暴走した日本人たちがアメリカ兵が嬲り殺した等の話も聞いたことがあります。でも、一方で「ギブミーチョコレート♪」的な前向きな話も沢山あります。
ところが、イラクではどうでしょう?イラクの人々はアメリカ兵を必ずしも快く受け入れていません。また、そうした街の人々の雰囲気が、アメリカ兵をますます恐怖心をかりたて、必要以上に凶暴なふるまいをさせてしまうのでした。
!attention!以下、ちょっとネタばれです
日々、死の恐怖にさらされるアメリカ兵。それでも彼らは平和のため?イラクのため?アメリカのため?に任務を続けます。そんな日々を乗り越え、ブラボー隊での兵役を終えたジェームズ。しかし、アメリカの平和な日々で彼が感じたものとは…。
本作は、予告編だけを観たりしていると、爆弾処理班の活動を描くハラハラ、ドキドキな映画のよう。しかし、実は深くて、重い人間ドラマなのでした。主人公のジェームズが、スーパーヒーローに見えないあたりにリアティがあり、ますます考えさせられてしまうのでした。

俳人に召集の日々冴返る 磯ひよどり
〈季語は「冴返る」(春)〉




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