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zoom RSS 猛暑日に敢えて観たい・その1『クライマーズ・ハイ』で一句

<<   作成日時 : 2012/09/01 19:41   >>

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9月も残暑が厳しそうな予感。てなわけで、暑さをもって暑さを制する日本映画です。

『クライマーズハイ』(2008年公開)
1985年8月12日、群馬県御巣鷹山付近で、ジャンボ旅客機が消息を絶つ。
地元の地方紙「北関東新聞」社は、全国区の三大紙に引けを取らない紙面を作るべく取材体制を整え始める。遊軍記者と呼ばれ、普段は政治部や社会部などの特定の部署に属さない悠木(堤真一)は、販売局にいる親友・安西(高嶋政宏)とロッククライミングに出かけるため駅に向かおうとするが、旅客機消息の情報を受け、新聞社に呼び戻される。そして、ワンマン社長(山崎勉)から全権デスクを任されるのだった。悠木の母は、社長のかつての愛人でありそのコネで採用されたため、同僚の中には編成局部長の等々力(遠藤憲一)のように、悠木に反発を抱く者も多い。悠木自身は、実は全国紙からもスカウトされるほどの実力があり、彼を慕うも者も多のだが、今回の全権デスク任命が、悠木を良く思わない記者たちとの溝をますます深めてしまいそうだ。
やがて事故の様子が明らかになり、史上最悪の航空機事故となりそうな気配が濃くなるに連れ、かつて群馬で起きたあさま山荘事件・大久保清連続殺人事件で得た手柄が忘れられない厄介な上司たちもいきり立ち、社内の誰もがクライマーズ・ハイにも似た、興奮状態へと陥っていく…。
限られた予算のなかで、事故現場の悲惨さを見せる映像が巧み。また、地方紙の記者の全国紙への屈折した思いや、新聞社の記者以外の社員たちの様子が人間くさく描かれ、どんな端役にも血が通い、それぞれの人生がある感じがする。
また、この作品は、個人的な記憶と重なる一本。というのも日航ジャンボ機墜落事故のあった当時、実家の墓が群馬県にあり、墓参りの間、その上空を自衛隊のヘリコプターなどが何度も行き交うのを目の当たりしてしまったからなのだ。坂本九さんを除けば亡くなったのは知らない方ばかりだが、今も8月12日の頃には、犠牲になった方々の冥福を祈らずにいられなくなるし、航空機事故が起きない事を願う気持ちになってしまうのだ。
最近、群馬県か、その近くで活動している俳句結社が「御巣鷹忌」を提唱していると知った。ぜひ、定着してほしい新季語である。

熱中症影の欠片もなき校庭 いそひよどり
〈季語は「熱中症」(夏)〉
※熱中症は、俳句座☆シーズンズで新季語として提案中です。

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コメント(2件)

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いそひよさん、こんにちは。
残暑の厳しい日本海より久しぶりにおじゃまして、たくさんの作品に出あえて嬉しいです。
「御巣鷹忌」を季語として提唱されている方もおられるのですね。あれから四半世紀あまりを過ぎていますが、私も高校一年の夏、緊急報道番組の映像を夜遅く両親と見ることになったその日のことを鮮明に覚えています。ドラマと映画どちらも見ごたえがあって、その度に原作の小説も、と思いながらいまだ未読です。
☆heren☆
2012/09/10 22:30
herenさん、お久しぶりです。覚えてくださっていてうれしいです。
herenさんのコメントを読み四半世紀とは!と驚きでした。
いやぁ、私も歳とるはずです
NHKのドラマもよかったですね。私も原作は未読です。
いそひよどり
2012/09/12 00:47

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