映画で一句!

アクセスカウンタ

zoom RSS テレビシリーズ『ザ・パシフィック』で一句

<<   作成日時 : 2010/08/10 11:32   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

夕焼けて護国神社の裏しづか 飯田龍太

俳人の飯田龍太氏は、父・蛇笏氏の主宰誌「雲母」を継ぎました。たくさんの名句を残し、俳句史にしっかと名を刻んだ龍太氏ですが、ご当人としては、上のお兄さんが戦死や病死し、四男の自分が父の跡を継ぐことに複雑な思いもあったのでは?と時折考えてしまいます。
「日本の軍隊にも『プライベートライアン』みたいな仕組みがあったら(兄弟が戦死した場合生きている兄弟は、帰還させる)、龍太先生は「雲母」を継がなかったかもなぁ…。」
龍太ファンなので、そんなことはあってほしくないですが、ふとそんなことを思う8月です。そして、たとえ拙くても俳句で平和を願う気持ちを詠めたらな…と思うのであります。
『ザ・パシフィック』は、現在WOWOWで放映中のテレビドラマ。第二次世界大戦のなかの太平洋戦争を中心に描いています。製作陣は、スティーブン・スピルバーグ、トム・ハンクスなど、『プライベートライアン』に関わった映画製作者が中心です。
主人公のアメリカ人たちが戦うのは、太平洋戦争が舞台なので、もちろん日本人。だから「ジャップを皆殺しだぁ」といった、セリフも飛び出し心がざわつきます。対戦シーンでは日本兵(日本人が演じているかどうかは?)が殺され、戦闘後には、日本人らしき死体もごろごろ…。あれが自分の父や息子や弟だったらと思うと、さらに心中は複雑。ヨーロッパが舞台の戦争映画よりは、やや感情的にならざるをえません。
それでも、心底から怒りがこみ上げてこないのは、本作が、アメリカの正義や勝利を讃えるのではなく、戦争そのものの罪悪や悲惨さをテーマにしているから、だと感じました。
現時点で放映は4回目。まだ戦場シーンが多いですが、今後は帰還兵たちのPTSD(心的外傷後ストレス障害)などにも迫るようです。
時代ともに、特に9.11以降は、戦争映画のテーマや描き方が、明らかに変わってきているような気がします。

終戦日路地に人影なかりけり
〈季語は「終戦日」(秋)〉


*巻頭句の季語は「夕焼け」(夏)です。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
テレビシリーズ『ザ・パシフィック』で一句 映画で一句!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる